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ECサイトを制作するときの全体設計 24のチェックリスト

ECサイトを制作するときの全体設計 24のチェックリスト

ECサイトを立ち上げる、あるいはリニューアルするとき、いきなりサイトの制作に取り掛かるのではなく「どのようなサイトにするか」「サイト運営の目標は何か」「どんなスケジュールで進めるか」など、あらかじめ整理しておくことで、実際の制作をスムーズに進めることができます。

そこでこの記事ではECサイトを制作するときの「全体設計のチェックリスト」をご紹介します。

ECサイト制作の全体設計 24のチェックリスト

まずはチェックするべき24の項目を「サイトコンセプト」「目標設定」「予算」「制作スケジュール」「集客経路」「物流」の6つに分けて確認してみましょう。

  • サイトコンセプト
    • 人気商品はあるか
    • ターゲットは明確になっているか
    • 競合となるサイトの分析はできているか
    • 自社商品/ECサイトのセールスポイントを明確になっているか
    • キャッチコピーは決まっているか
  • 目標設定
    • 目標売上は決まっているか
    • 目標客数は決まっているか
    • 目標客単価は決まっているか
    • 目標アクセス数は決まっているか
    • 目標購入率は決まっているか
  • 予算
    • サイト制作の予算は決まっているか
    • 集客の予算は決まっているか
    • コンテンツ作成の予算は決まっているか
    • 写真撮影の予算は決まっているか
  • 制作スケジュール
    • 制作方法は決まっているか
    • 公開日は決まっているか
    • 役割は決まっているか
  • 集客経路
    • 活用するSNSは決まっているか
    • 広告は決まっているか
    • SEOは決まっているか
    • カスタマージャーニーは明確になっているか
  • 物流
    • 梱包や配送の役割分担は決まっているか
    • 配送会社は決まっているか
    • 送料は決まっているか

1つひとつ確認してみましょう。

サイトコンセプト

自社商品、サイトの強みを明確にすることで、サイトのデザインやユーザーに対して発信するメッセージを決めやすくなります。サイトのコンセプトを明確にするためには、競合他社やユーザーの分析をしっかり行いましょう。

  • 人気商品はあるか
    店舗やモールサイトですでに商品を販売している場合は、人気商品が何かは必ず把握しておきましょう。
  • ターゲットは明確になっているか
    どんなニーズを持った人をターゲットにするかを明確にしておきましょう(年齢層、性別、地域なども)。また、チームでより具体的なターゲット像を共有する場合はペルソナを作成してみましょう。
  • 競合となるサイトの分析はできているか
    似た商品を取り扱っているサイトの雰囲気や人気商品、アクセス数や売上などを分析しておくことで、自社の目標やサイト設計をスムーズに進めることができます。
  • 自社商品/ECサイトのセールスポイントを明確になっているか
    ターゲットのニーズを把握し、他社と自社を比較することで自社サイトや商品の強みを明確にしましょう。自社の強みが明確になることで、自ずとサイト内で打ち出すべき情報なども決まってくるはずです。
  • キャッチコピーは決まっているか
    自社の強みが明確になったら、それが伝わるキャッチコピーも決めましょう。トップページやヘッダーに表示することでどんなサイトかわかるような、分かりやすく簡潔なフレーズにまとめます。

目標設定

売上は客数×客単価で構成されています。さらにECサイトの場合の客数はアクセス数×購入率(CVR)で構成されています。実際にデータを分析する場合はより細かい指標をチェックする必要がありますが、まずは売上目標を決め、それに基づいて客数、客単価、アクセス数、購入率などの大まかな目標も定めておくことで、運営開始後の分析、改善を行いやすくなります。

  • 目標売上は決まっているか
    初めてECサイトを立ち上げる場合、実際にどれくらいの売上をあげられるのかは予想がつきづらいため、商品の単価や店舗での売れ行き、会員などがいるのであれば会員の人数などから、まずは大まかな目標を立てましょう。広告予算がそれなりに確保できる場合は、広告予算からアクセス数を試算し、購入率(CVR)を1%仮定して、商品単価と照らし合わせて目標を立てるのもいいかもしれません。
  • 目標客数は決まっているか
    客数は購入した人の数です。競合サイトの数値などを参考に設定してみましょう。すでに店舗やモールサイトへの出店がある場合は、そちらの数値も参考にしましょう。
  • 目標客単価は決まっているか
    客数と同じく、競合サイト、店舗、モールサイトの数値などを参考に設定してみましょう。
  • 目標アクセス数は決まっているか
    初めは広告や、会員へのメールなどが主な集客手段になってくるはずなので、広告予算や会員数から逆算して立ててみましょう。
  • 目標購入率は決まっているか
    目標値の見当がつかない場合、まずは1%を目指してみましょう。

予算

目標売上に対して、どれくらいコストをかけてサイトを制作、運営するのかもあらかじめ検討しておきましょう。こちらも運用を始めたら都度調整していくのが基本ですが、おおまかな配分を決めておくことで施策などをスムーズに決めることができます。

  • サイト制作の予算は決まっているか
    サイト制作は制作会社に依頼すると自由度の高いサイトが作れますが、費用は高くなります。制作したいサイトの規模にもよりますが、簡単なものであればBASEなどの無料から始められるサービスを利用するのもおすすめです。
  • 集客の予算は決まっているか
    サイトを立ち上げてすぐは、広告か会員へのメール配信が主な集客経路になります。どれくらいの予算使って、どれくらいのアクセス数を目指すのかを明確にしておきましょう。
  • コンテンツ作成の予算は決まっているか
    商品の魅力を伝えたり、ユーザーの役に立つコンテンツを定期的に伝えることで、サイトのファンを獲得することができます。コンテンツ制作は基本的に社内で行うことでオリジナリティのあるものが作成できるため、社内の人員をどれくらいコンテンツ制作に割くか、も検討しておきましょう。
  • 写真撮影の予算は決まっているか
    ECサイトに掲載する写真は商品の魅力を伝えるうえでも非常に重要です。社内でも撮影できる体制、ノウハウを確保しておくのも重要ですが、特に重要な写真はプロに依頼して撮影することも検討しましょう。

制作スケジュール

目標や予算が決まったら、公開日まで決めて制作を進めましょう。事前にリリースを出したりしていない場合は進捗に合わせてずらすことも可能なので、まずは目標の公開日を設定しておきましょう。

  • 制作方法は決まっているか
    外部に委託して制作するか、既存のECサービスを利用して自社で立ち上げるのかを決めましょう。委託する場合は委託する企業、ECサービスを利用する場合は、利用するサービスの立ち上げにかかる費用などを比較して、自社の目的にあったものを選びましょう。
  • 公開日は決まっているか
    ECサイトの制作は簡単なものであれば1ヶ月程度でも可能ですが、一般的には3ヶ月以上はかかります。公開後も改善していくことができるので、作り込み過ぎずに素早く公開することを目指しましょう。
  • 役割は決まっているか
    デザイン、コーディング、コンテンツ作成、物流/在庫管理、問い合わせ時の対応ルールを明確にしましょう。複数の人が関わる場合は、素材の準備やデザイン、テストなどの細かいスケジュールも決めておくことで全体の進捗を把握しやすくなります。

集客経路

サイトは立ち上げただけでは誰にも見られないので、何かしらの手段を使って集客を行いましょう。経路ごとにかかるコストやユーザー層も異なるため、自社の商品に適した集客経路に効率よくコストを分配できるように検討しましょう。

  • 活用するSNSは決まっているか
    自社のターゲットに合わせたSNSを活用しましょう。たくさんの人にフォローしてもらうためには、日々の地道な投稿が必要です。スピーディーに結果を出したい場合はインフルエンサーなどにPRを依頼するなどの方法も検討してみましょう。
  • 広告は決まっているか
    Google広告などは簡単にクリック単価などを調べることができるのでシミュレーションをして、効果や予算を明確にしていきましょう。
  • SEO対策の取り組み方は決まっているか
    SEO対策は時間がかかり知識も必要です。戦略によっては”取り組まない”という選択も必要かもしれません。もちろん、地道に取り組むことで費用対効果が高まっていく取り組みなので、予算や人員が確保できる場合は積極的に取り組んでいきましょう。
  • カスタマージャーニーは明確になっているか
    複数人で運営する場合はカスタマージャーニーマップなどを作成することで、顧客の認知から購入までの流れを共有しやすいです。また単価の高い商品の場合は、認知から検討、購入までに時間がかかるので、どのようなアプローチで購入まで促すかをカスタマージャーニーマップで整理するのも効果的です。

物流

ECで購入された商品は必ず配送が必要になります。注文が入ってから手配していては遅くなるため、利用する配送会社やサービスなどをあらかじめ決めておきましょう。

  • 梱包や配送の役割分担は決まっているか
    注文数が多くないうちは、基本的に在庫管理や発送は自社で行うのが一般的です。その場合、社内での役割分担を明確にしておきましょう。
  • 配送会社は決まっているか
    配送会社は一般的に「ヤマト運輸」「佐川運輸」「日本郵便」といった大手配送会社に依頼するのが一般的です。それぞれにサービスの内容や料金などが異なるため、自社の商品に適した会社を選びましょう。
  • 送料は決まっているか
    送料は一般的には一律無料のほうが売上が上がりやすいとされています。あるいは、「〇〇円以上のお買い上げで送料無料」などとするとまとめ買いを促進できます。

まとめ

ECサイトを制作するときの「全体設計のチェックリスト」をご紹介しました。

いきなりサイト制作を始めて”思っていたものと違うものが出来上がってしまった”、”制作がスムーズに進められなかった”とならないためにも事前の全体設計をしっかり行いましょう。



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