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データ分析

クロス集計とは?エクセルのピボットテーブルを使った作り方も解説

クロス集計とは?集計表作成法も解説

この記事では、データ分析に役立つ「クロス集計」のやり方を解説します。

クロス集計とは?

クロス集計とは、与えられた多量のデータのうち、2つないし3つ程度の項目に着目して、データの分析や集計を行うことです。

列・行ともに容量の多いデータを分析する際にとてもよく使われます。

クロス集計表の例

図表1は、あるネットショップの販売データです。

図表1 クロス集計が活躍する大容量データ

図表1 クロス集計が活躍する大容量データ

このデータから「商品ごとの売上推移を確認したい」と思った場合、F列の「商品カテゴリ」C列「注文月(商品が注文された月)」に着目してI列の「商品売上」をクロス集計をすると、傾向が一目で読み取れるようになります。

図表2は、「商品カテゴリ」「注文月」に着目して「商品売上」をクロス集計した表です。図表2を見れば、商品ごとの売上推移を一目で確認できます。

図表2 「商品カテゴリ」と「注文月」に着目して「商品売上」をクロス集計した表

図表2 「商品カテゴリ」と「注文月」に着目して「商品売上」をクロス集計した表

このように、列・行ともに容量の多いデータを分析する際に、クロス集計はとても役に立ちます。

エクセルを使ったクロス集計表の作り方

図表2のようなクロス集計表を作るときには、エクセルの「ピボットテーブル」という機能を使うのが便利です。

ここからは「ピボットテーブル」を使って、図表1から図表2のクロス集計表を作る手順を解説していきます。

STEP1 ピボットテーブルの作成

まず、先ほどの図表1のような大容量データを全選択します。シートが選択されている状態で、図表3のように、メニューから〔挿入〕 →〔 ピボットテーブル〕を選択します。

図表3 ピボットテーブル挿入

図表3 ピボットテーブル挿入

すると、ピボットテーブルの作成というダイアログボックス〈図表4〉が表示されるので、OKボタンを押します。

図表4 ピボットテーブルの作成

図表4 ピボットテーブルの作成

OKボタンを押すと、新しいシートに、項目が未選択状態のピボットテーブルが登場します。ここまでできたら準備完了です。

分析したい項目を、作成されたピボットテーブル〈図表5〉の画面右下のテーブルにドラッグしていくことで、クロス集計ができます。

図表5 作成されたピボットテーブル

図表5 作成されたピボットテーブル

STEP2 クロス集計表の作成

さっそくクロス集計表を作成してみましょう。

画面右側の「ピボットテーブルのフィールド」から「商品カテゴリ」を下部の行ラベルボックスへドラッグします。同じように「注文月」を列ラベルボックスへ、「商品売上」を値ボックスへドラッグします。

このように、分析したい項目をそれぞれのボックスへドラッグすると、図表6のように、商品カテゴリ別の売上推移のクロス集計表が作成されます。

図表6 商品カテゴリ別の売上推移

図表6 商品カテゴリ別の売上推移

また、図表6では行に商品カテゴリ、列に年月が表示されていますが、この行と列を逆になるようにドラッグすると図表7のようになります。

図表7 行と列を逆にした商品カテゴリ別の売上推移

図表7 行と列を逆にした商品カテゴリ別の売上推移

図表6も図表7も読み取れる情報は同じなので、自分で集計したい形式になるように項目を入れていきましょう。

集計表を変更する場合は、フィールドリストから、分析したい項目を該当のボックスへドラッグします。

また、すでに表示されている項目を外すのであれば、ボックス外へドラッグするかフィールドリストのチェックを外すことで集計表から除外することができます。

応用編:フィルタ条件を設定してみる

さらに、表示されている集計表に、フィルタ条件(一定の条件に基づいてデータを選別・加工・排除する機能)を設定してみましょう。

例えば「顧客状態」を、図表8のようにレポートフィルタボックスにドラッグしてみます。

図表8 レポートフィルタへの追加

図表8 レポートフィルタへの追加

すると集計表のフィルタ欄に「顧客状態」が表示されます。「▼」ボタンをクリックし、表示された項目の中から「新規会員」を選択してOKボタンをクリックすると、表示される数値データが「新規会員」に絞られた数字になります〈図表9〉。

図表9 新規会員のみのピボットテーブル

図表9 新規会員のみのピボットテーブル

出来上がった集計表を見てみると、先ほどの図表6と異なり、新規会員による売上のみを合計した値になっていることがわかるでしょう。

このように、表示する項目のみをチェックすることで、必要な項目のみに絞った集計ができます。

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