ECサイトの売上を伸ばす!メルマガ運営4つのコツ

メルマガ配信は、ECサイトの売上を伸ばす効果的な手段の1つです。実際、ECサイトを運営している企業のほとんどが、定期的なメールの配信を行なっているはずです。
そこでこの記事では、クライアントへのコンサルティングや弊社のメルマガ運用経験を踏まえて、ECサイト向けに効果的なメルマガ運営のポイントを解説します。
効果的なメルマガ運営 4つのコツ
メルマガを効率的に運営していくためのコツは次の4つです。
- 見られる配信タイミングを見極める
- 役に立つ情報を継続して提供する
- 継続できるフォーマットとスケジュールで行う
- 実験と効果検証を行う
見られる配信タイミングを見極める
メールを見てもらうためには、配信タイミングを見極めることが大切です。ターゲットのライフスタイルを想像・調査した上で、よく読まれる「曜日」「時間帯」を見つけましょう。
例えば、ビジネスパーソンをターゲットとする場合には、以下のような時間帯が見られる確率が高いとされています。
8時台:出勤中にスマホでメールを読む
12時台:お昼の休憩中にスマホでメールを読む
17時台:帰宅中にスマホでメールを読む
ECサイトでの購入を促す場合には、出勤中や勤務中よりも、帰宅中や帰宅後に見てもらった方が購入に結びつきやすいかもしれません。
上記はあくまでビジネスパーソンを想定した場合ですが、自社のターゲットのライフスタイルを想像しながら、どのタイミングに配信するのが効果的かを考えて配信していきましょう。
役に立つ情報を継続して提供する
メルマガを運営していくうえで最も大切なのは、受け取る人にとって役に立つ情報を、継続して届けることです。
自社が知らせたい広告ばかりを送るのではなく、役に立つ情報を継続して提供していくことで徐々にメールの開封率も上がっていきます。
ちなみに、メールからリンクしているセール情報ページやブログなどが役に立つものであれば、必ずしもメール本文に役に立つ情報が書いてある必要ありません。むしろ、サイトへの誘導を目的とするのであれば、メールの本文はコンパクトにまとめたほうが効果的な場合もあります。
継続できるフォーマットとスケジュールで行う
役に立つ情報を伝えるのと同じくらい大切なのが、継続できる仕組みを作ることです。メルマガの文面はある程度定型化しておいて、日々の作成に時間がかかりすぎないようにしておきましょう。
また、スケジュールもまずは週に1回、どうしても忙しい場合は2週に1回など、無理のないスケジュールで継続していくのがおすすめです。
無理のない体制で運用し、定期的にメールを配信することで、自社のECサイトを覚えてもらうことに繋がります。
実験と効果検証を行う
会員数がある程度集まっていて、メルマガをそれなりに継続できてきたら、タイトルや本文、配信のタイミングを変えてみて、実験や効果検証を行うこともおすすめです。
弊社では、HTMLとテキストメールを送り分けたり、セグメントの分け方を変えるなどして、メールの実験と効果検証を行なっています。
その時に、見るべき数値と、数値に対応する改善ポイントをおさえて改善を実施するようにしましょう。
見る数値 | 対応する改善ポイント |
開封率 | 配信時間帯・タイトル |
クリック率 | 本文 |
売上(メルマガ経由) | リンク先のページ・サイト |
ちなみに、会員数があまり多くない場合はあまり色々とやり方を変えるよりは、運営者の仮説に基づいて定期的に配信しておくことがおすすめです。
EC事業に欠かせない
データマーケティングの考え方
